沿革  1970年代

1970年

カラーペーパー処理用キットを6液から5液処理のものに改良。
更に当社としては、最初のカラーネガフィルム用処理剤「CF-1」(6液)を発表した。このCFは後年「CF-II」に改良そして改称され、50年代末まで続く息の長い製品であった。尚、この年の4〜9月に大阪・千里にて万国博覧会が開催され、年後半写真業界は<万博景気>に沸き、業績を大きく伸ばしたところが多かった。

1971年

1971年〜1972年(昭和46〜47年)にかけては、コダックから新タイプカラーペーパーであるRCペーパー(オイルプロテクトタイプ)が発売され、これとともに処理剤もそれまでの5液から3液に簡略化された。
当社は早くからこの情報をキャッチして、これへの対応には怠りなかったため、国内他社メーカーに先駆けて国内初の新3浴カラーペーパー処理システム「PCP-300」を発売。

1972年

資本金を4,200万円に増資する。(発行済株式総数840,000株)

1972年

国内初の新3浴カラーペーパー処理システム発売する。

1973年

1973年(昭和48年)頃に、写真部門を有するスイスの大手薬品メーカー・チバガイギー社の日本支社にあたる日本チバガイギー(株)と接触を始める。またチバガイギー社の傘下にあった老舗、英国イルフォードのB/Wのフィルムとペーパーを少しずつながらも当社で販売し始めた。

1975年

イルフォスピードペーパーの全社的な販売を開始。

1975年

JAPAN SHOPにチバクローム製品を出品。(3月)

1975年

社内技術資料「公害ガイド」発行。(3月)

1975年

イルフォスピードペーパー国内総発売元として発売開始。(9月)

1976年

JAPAN SHOPにチバクローム、イルフォスピード製品を出品。(3月)

1977年

PCP-200シリーズ(カラーペーパー用ケミカル)

1977年

定着再生システム、フィクサーサイクロンが業界紙紙面を賑わす。(2月)

1977年

JAGASに出展し、フィクサーサイクロンを出品。(4月)

1977年

ラボシステムショーに出展。(イルフォスピード、PCP-200、CF-IIカラーケミカルなどを出品/6月)

1977年

PCP-200(カラーペーパー用ケミカル)新発売。(9月)

1979年

カラーペーパー用処理剤「PCP-310シリーズ」発売開始。(6月)

1979年

IGAS 79 TOKYOに出展。(チバクロームCPS・CRC、フィクサーサイクロン等出品/10月)

沿革写真

草加工場における粉体製品製造の要、V型混合機

沿革写真

草加工場、国鉄時代のコンテナが止まっている

沿革写真

松戸試験場における分析風景

沿革写真

PCP-110カラーケミカルシリーズ

沿革写真

1979年イルフォスピードペーパー国内総発売元に
オーストラリアよりFISHER氏来日

沿革写真

CIBACHROME

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